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つくばコーヒーフェスティバル2023
一杯立てハンドドリップ

Kenya Karinga Kiambu AA
(ケニア・カリンガ・キアンブ)

1cup / 500円
100g / 800円

■舌離れの良いきれいなコク
■桃のようなジューシーな甘さの余韻

【国】ケニア
【エリア】キアンブ郡
【品種】SL28 SL34 Ruiru11
【精選】ウォッシュト
【標高】1840m

首都ナイロビから車で2時間ほどにある、カリンガウォッシングステーションは1983年に設立し、周辺の4つの村(キマルリ、カリング、ガチュハ、ムガルワ)の約2万uの土地で約500世帯の小農家さんがコーヒーの栽培を行っています。このエリアの特徴として、同じ栽培エリア内で紅茶の栽培もおこなわれているという点があり、所属する農家さんの中には、紅茶とコーヒーどちらも栽培する農家さんがおられます。ウォッシングステーションに持ち込まれたチェリーはその場で検品、計量され、すみやかに農家さんへの支払いが行われます。そしてカリンガウォッシングステーションでは農家さんが誰でも見える掲示板に買取価格を提示できるようになっており、取引の透明性が確保され、農家さんの努力を正しく評価できるシステムの運用を心がけられています。また、このステーション周辺は人口密度が高く、ケニアでは珍しく、野生動物より人間の密度が高いところも特徴です。人間のコミュニティによって、在来の樹木は大切に管理されており、他のステーションよりも管理が行き届いていると言われているそうです。

カリンガウォッシングステーションでは、水質保全に影響する、精製中に出る排水に対する取り組みとして、水源地から離れた場所に5か所の濾過槽を用意し、処理水をその5か所以外に流すことを禁じています。また農家さん達に適切なコーヒー生産を続けてもらうため、国のコーヒー研究所 Coffee Reseach Station(CRS) と共同で指導に当たっています。CRSは苗木や、毎年更新する栽培ガイドラインを提供するとともに、定期的に農業技師を栽培エリアに派遣し、現地指導を行っています。その活動の中でワークショップを行い、除草や木のメンテナンス、適切な施肥の方法、マルチングの技術的な指導を行っています。


飲み比べ

El Salvador La Reforma
(エル サルバドル ラ・レフォーマ)

1cup / 500円
100g / 800円

■口に広がるフルーツ感
■マスカットのような甘さが長く続く

【国】エルサルバドル
【エリア】サンタアナ近郊 カルソンテス・アリバ
【品種】ブルボン
【精選】ナチュラル
【標高】1,300~1,500m

ラ・レフォーマ農園はラファエル・アルバレス・ラリンデ氏によって1892年に設立されました。コロンビアの移民によってもたらされたコーヒーはエルサルバドルのこの場所で大きく広がりを見せました。4世代にわたる農園経営は今もなお堅実に行われており、近隣の農家さんも巻き込んで継続しております。クロップのメインとなる品種ブルボン種はさび病に弱い品種ではありますが、一家総出で栽培管理を行い、高い品質のコーヒー産出のために日々奮闘しています。その努力もありカップオブアクセレンスでは3位入賞を受賞した経歴もあります

また、ラ・レフォーマ農園のコーヒーは100年以上続くエル・ボルボロン社の高品質生産基準に則って栽培されています(加工場の創業は1985年)。今回のロットは農園内で一番標高が高く、高い点数を出したブルボン種を中心にセレクト。今回のナチュラル製法のコーヒーは、アフリカンベッドとパティオを使用することによって、遅すぎず、早すぎない乾燥を行うことができ、適度に発酵させながらコーヒーチェリーを乾燥するように心がけています。

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